ココロブログ

自分自身の思考や感情とうまくつき合って行くヒントをコラムでご紹介します。
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同級生の告白・その1

随分前ですが、同級生と何年ぶりかの再会の時に衝撃的な話を聞きました。
実は、子供を虐待していたの。
下の子は全然そんな事ないんだけど、上の子がちょっと何かすると物凄く腹が立って、気付いたら手が出てた。
そんな時は、本当に憎たらしくてカーッとなって叩いてて、ハッと気付いて辞めるんだけど、また同じ事を繰り返しちゃう。
いつもその後にものすごく後悔するの。でも、また気付いたら叩いてる。
2年位経って、ようやく本気で「こんな事してちゃいけない」と思えるようになって、いろんな所に相談に行ってやっと手が出なくなった。
今では以前程憎たらしいと思わなくなったけど、やっぱり下の子の方が可愛いって思うの。
どっちも自分の子なのに・・・・。(うなだれる)
彼女は、20代前半で自営業を営む方と結婚をしました。
しかし結婚後しばらくして事業が上手く行かず借金を背負い、なおかつ旦那さんは逃避するかのように浮気をしていたそうです。
借金と先行きの不安、そして夫の浮気で肉体的・精神的に参っていた頃に妊娠・出産したのが長男でした。そして、虐待を辞めよう気付いた時には、借金はまだあるものの自営業はなんとか持ち直し、旦那さんも浮気を辞めて家に帰って来た頃だったそうです。

日本の児童虐待の件数はここ15年で20倍以上と言われていますが、家庭内の事だけに実際はもっと多い可能性があります。
あくまでもケースバイケースですが、子供を虐待する場合、自分の置かれている環境や対人的な要因、または子供の「存在」(例えば浮気相手との子ではないかと言う疑念など)に対しての強い不満や怒りを持っている傾向があります。
その子供自身が直接的に憎いと言うよりも、その怒りや不満が弱者である子供に向けられていると考えられます。
このような場合、虐待している本人はその事を心の底では知っていますので、虐待した後で後悔や罪悪感を抱きます。
中には人の痛みが解らず嬉々として虐待をする親もいますが、多くの親は自分の子供に虐待をする自分が許せないのに辞められない苦しみを抱いています。
そして、繰り返せば繰り返すほど、親も子供も心の傷が深くなる悪循環に陥ります。

虐待は遺伝する」と言われています。
子供の頃に親から暴力などの虐待を受けて育った人が、親になると自分の子供を虐待すると言うものです。
必ずしもと言う訳ではなく、虐待を受けていない人に比べて虐待を受けた人の方が虐待をする傾向が強いのです。
そんな悪循環に苦しんでいる人もいるかも知れません。

先の同級生のケースも、毎日の食事さえままならない程の過酷な状況だったそうです。
その時のストレスは私には想像出来ません。
そんな事を考えると、「子供を虐待する親は悪の極み」と一方的に悪者扱い出来ないなぁと感じました。

今回のケースは、虐待している親も苦しんでいます。
もし、同じような思いで子供に虐待をしている人は、子供と自分自身のために勇気を出して専門機関に相談してみて下さい。
専門機関が解らなければ、住んでいる地域の役所に問い合わせれば相談窓口を紹介してくれます。

次回は、ある意味暴力よりももっと恐ろしい可能性のある虐待についてご紹介します。
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