ココロブログ

自分自身の思考や感情とうまくつき合って行くヒントをコラムでご紹介します。
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モラハラ・ハラハラ・その6

モラル・ハラスメントも含めて、いじめや虐待などの精神的・肉体的暴力は日本だけでなく世界でも普遍的に起きています。
人はひとりでは生きていけないのに、何故このような問題がなくならないのでしょうか。
群れを作る動物の世界は序列や上下関係がはっきりしている傾向があります。
この序列や上下関係は、生き物全てが持っている「種の存続(自分の遺伝子を残せるか)」の欲求や、自らが生きるための食料や環境を確保する欲求に基づくものです。
サルやチンパンジー等は序列のために時々闘争が起こります。
特にチンパンジーは、まれに集団でリンチのように1頭を襲う事象が報告されています。
さらに、突然変異種や劣性遺伝を持つ個体は群れ全体から排除される場合もあります。
これは、弱い個体を群れから排除する事で、群れ全体の生命力や種の存続を保つために行われているのかもしれません。
動物的な見地から見ても、弱者に対しての差別や暴力、排除などの心理を人間も保有していると考えられます。
しかし人間には智慧がありますし、他人の心を推し量る能力を持っています。
弱者に対しての差別や暴力、排除などが根絶されなくとも、それらの発生をいち早く感知し、被害が大きくなる前にそれを理性的に対処する能力をきっと持っているのではないかと考えています。

他人が何とも思わない事でも深く傷付く人もいれば、その逆もあるように、感情や心の動き、物の考え方や受け取り方には個人差があります。
モラル・ハラスメントは精神的な事ですので、肉体的暴力が含まれる「いじめ」に比べてグレーゾーンが多く、全てケースバイケースな「いじめ」です。
特定の人が精神的に追い詰められ、酷い場合には受けた精神的ショックでその後の人生すら狂ってしまう可能性を秘めた「精神的な暴力」行為を一切許容出来ません。
しかし、モラハラに気付かない加害者のその心理的な背景まで視野を拡げると、加害者を一方的に非難する事が出来ない場合もあります
状況によっては、加害者も被害者同様に救済される存在になる可能性がある所は、ゲーム感覚の肉体的暴力や悪意のある故意的な精神的暴力とは一線を画す大変難しい問題です

大変発覚しにくいモラル・ハラスメントを早期発見するためには多くの人がモラル・ハラスメントとは何ぞや?と言う事を知り、現在起こっている事がモラルハラスメントかどうか察知できるようになる事が望ましいでしょう。
精神的に余裕の少ない当事者よりも、第三者に是非糸口を発見して欲しいと個人的には思っています。
例えば、××さんは○○さんに対して最近厳しい言い方やきつい態度をとる、とか、△△さんは最近いつも□□さんにこだわって悪口ばかり言う、と言った特定の間柄で一方的に厳しい言動をとっているような事があれば、是非信頼できる管理者に相談してみて下さい。
その上で注意深く間柄を見ていけば被害が大きくなる前に発見できるのではないかと考えています。
そして、もし被害に遭い精神的なダメージを負った方は心理カウンセラーや精神科などで自分の心のケアをしてあげて下さい。

モラルハラスメントをはじめ、いじめや暴力などは「閉鎖された環境」で起ります。
開放的な環境作りが出来れば一番ですが、個人の力では難しいかも知れません。
普段から、学校や会社など閉鎖的な環境が生活のほとんどだと思ってしまう前に、自分が居る事の出来る環境を複数持っているのも良いでしょう。
例えば習い事やサークル、スポーツジム、同好会、行きつけの飲み屋、飼い犬の散歩仲間など、別の世界を持っていれば精神的に随分違ってくるはずです。

見返してみるとまとまりのない連載でしたが(^_^;)6回に渡っていじめ問題も含めてモラル・ハラスメントを取り上げました。
根本的な解決策が見出せない大変難しい問題ですが、少しでも辛い思いをする人が減る事を願ってやみません。
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