ココロブログ

自分自身の思考や感情とうまくつき合って行くヒントをコラムでご紹介します。
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相手の気分を害する

私は若い頃、布団に入ってから「あんな風に言ったけど怒っていないかなぁ…」「言い過ぎたかなぁ…あの人気分を害してないかなぁ…」「あんな態度とったけど私が嫌っていると思われたかなぁ…」等と思いをめぐらす事が結構ありました。
そうやって考えているとさらに気になり眠れなくなる時もよくありました。
そして、自分の発言や態度を悔やんだままその人に会うと、なんとなく萎縮したりぎこちない態度になってしまいます。
勇気を出して「こないだはゴメンね。」と言うと、相手は何の事か全然覚えていなかったりします。
そうすると、「なーんだ。」と言う安堵感と「私がこれだけ気にしていたのに…」とちょっと憎々しげに思う気持ちが湧いてきました。
まぁ、こんな感じの対人関係を繰り返していました。
自分の発言や態度が相手の気分を害したのではないか、と気にする方は結構多いと思います。
一見すると、相手に対して気づかう思いやりのように見えますが、実は衝撃の事実があります。

自分の発言や態度によって相手の気分を害したのではないか、と言う考えの中には「自分に対して」が入ります。
つまり、相手が気分を害した結果、「自分の事を悪く思う」のではないか、「自分の事を嫌いになる」のではないか、と言う感情が含まれています。
相手に悪く思われたり嫌われたりする事は、誰しも自己評価が下がると捉えます。
さらに、その発端が自分の発言や態度になるのは、自分で自分の評価を減点してしまう事になるため、なんとしても避けたいのです。
結局は、相手が気分を害した事そのものに対して悔やむのではなく、自分の評価が下がる事を自分でしでかしてしまったのではないかと悔やむ心の動きと言う訳です。
早い話が、思いやりでもなんでもなく自分の事しか考えていないのです。
また、相手が覚えていない事に対してムッとする気持ちや憎々しげに思うのは、「あんたのせいで自分がこんなに辛い思いをしたのに全然解ってくれてないのね!」と言う自己中心的な感情から来ています。

自分自身を守りたい、傷付きたくないと思うほど「人から嫌われたくない」「人から悪く思われたくない」と言う気持ちが強くなります。
例えば、人から嫌われたくないために、いつも自分自身の意志や感情を押し殺して他人に合わせていると、他人からは何を考えているのか解らず心を開きにくい人と言う印象を持たれるでしょう。
人から悪く思われたくないために、自分自身を見せずおとなしく振舞っていると、他人からどんな人なのか解らず心を許しにくい人と言う印象を持たれるでしょう。
また、どちらの場合も自分の本心ではないため、心に不満が募りストレスとなります。
このように自分を守れば守るほど、かえって対人関係が上手くいかなくなる上にストレスも溜まると言う皮肉な結果となります。

私の場合、だんだん「自分は自分でいいや」「自分が相手に対して持つ思いと、相手が自分に対して持つ思いは違う」と言う気持ちが自然と出てくるようになりました。
他人に嫌われてはいけない、と言う気持ちもかなり少なくなり「嫌いな人は嫌いでもいいよ♪個性だもんね☆」位の余裕を持てるようになりました。
こういう気持ちが芽生えてからは、自分の意志をきちんと相手に伝える事が出来るようになったのです。
相手に余分な気をつかわなくなり、とても気持ちが楽になりました。
これはいろんな経験をしてきた…と言うより年齢的なものかも知れません。(^_^;)
この楽な気持ちのまま進んでしまうと、相手に対する思いやりや配慮のない「オバハン」になってしまうので気を付けたいと思います。(笑)
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