ココロブログ

自分自身の思考や感情とうまくつき合って行くヒントをコラムでご紹介します。
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天命と運命

 古い中国伝来の思想で「天命」と言う概念があります。
天命は、天(つまり神様)から人に与えられた命令であり使命を指しています。
その命令や使命は人の力で変える事が出来ず、生まれた時には既に決められた事です。
良く似た意味合いで「宿命」と言う言葉がありますが、これも命に宿っている命令であり使命と言えるでしょう。
どちらも一生を通じて不変であるとされています。
 恋に落ちたロミオとジュリエットは、それぞれ仇同士の家柄に生まれました。
互いに報われない恋を嘆き悲しい最期を遂げますが、その家柄で生まれた事は天命、或いは宿命と言えるでしょう。
ロミオやジュリエットではありませんが、私達がどんなに努力をしても変える事の出来ない事実や実現不可能な事はたくさんありますね。

それでは、「運命」はどうでしょうか。
辞書によると「人間の意志を超越して人に幸、不幸を与える力。また、その力によってめぐってくる幸、不幸のめぐりあわせ。」とありました。
辞書の意味からすると、自分の努力ではどうにもならないような気がしますが、実はそうではありません。
スピリチュアルな見方をすると、運命は自らの努力と意志で自由に変える事が出来るのです。

人生を旅行に例えるならば、天命や宿命は「目的地」です。
自分がどの交通手段を使ってどのルートで行くのかは自分の意志で選択出来ます。
アクセス方法は徒歩、電車、飛行機、車など無数にあります。
途中で目的地から離れてしまっても、気付いて乗り換える事も出来ますし、立ち止まって景色を見たり、遠回りを楽しむ事も出来ます。
この目的地までのアクセス方法が「運命」なのです。

もっと解りやすい例を出してみましょう。
とある男性は300年以上続く全国的に有名な和菓子屋の長男として生を受けました。
この和菓子屋は一子相伝。レシピは門外不出、さらに一人っ子ですので男性が和菓子屋を継がなければならない事は明白です。
しかし男性は野球が大好きで大学を卒業したらプロ野球選手になりたいと思っていました。
この男性にとって和菓子屋を継ぐ事は言わば天命・宿命のようなものでしょう。(失踪して継がないと言う方法もありますが…^_^;それは置いておきます)
ここから運命の登場です。

・ふてくされて嫌々跡を継ぐ

・跡を継ぎ野球を趣味として余暇に草野球を楽しむ

・親を説き伏せて35歳まで猶予を貰い、それまでプロ野球選手になるために努力をする

・野球をきっぱりと諦めて跡を継ぐ

これらの選択肢は主に自分の意志と行動で選ぶ事が出来ますし、途中で気付いて変更する事も出来るでしょう。
さらに、跡を継いだ後にも運命は待っています。

・教えられた作り方で黙々と和菓子を作る

・伝統を守りながら新しい商品を開発する

・味を守りつつ事業拡大を模索する

・和菓子屋以外に野球関係の事業を始める
これらも自らの意志と行動で選ぶ事が出来ます。
また、選んだ選択肢によって「結果」が変わってくる事は容易に想像出来ますね。

今、私達の置かれている環境や状況は天命・宿命がベースになっていますが、その多くは自分の意志(責任転嫁も含む)で選択した「運命」によって成り立っています。
今の自分の環境や状況に不満や不幸を感じ、それが「運命」だと嘆いている人は、今後の「運命」は自分の意志で幸せを選ぶんだと意識してみて下さい。
これだけでも世界観が変わるかも知れませんよ。
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