ココロブログ

自分自身の思考や感情とうまくつき合って行くヒントをコラムでご紹介します。
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キリンの首は何故長い?

私達は学校で、生き物の進化の過程をダーウィンの進化論をベースに習いましたね。
例えば、キリンの祖先の首は短かった事が化石から知られています。
何故今のように長い首になったかと言う問いには「他の個体よりも首の長かった個体(突然変異種)が、より高い枝の葉迄食べれて有利なので結果的に生き残ってきた(自然淘汰された)」と言う答えですよね。

もうひとつ。今ではほとんど有力視されていないのですが、ラマルクの「要・不要(用・不用)の法則」では「良く使う器官は発達し、使わない器官は減退・消滅する。またこの形質が雌雄共に獲得していればその子孫に遺伝する」と言うものです。(現在では一応「遺伝しない」に決着がついているそうですが・・・)
つまり、どちらにしても進化の過程でちょっとずつ長くなっているはずですよね。
これらの進化論を立証するには、現在のキリンとキリンの祖先の間に「中途半端な長さの首を持つキリン」の化石が必要です。
しかし、現実は「中途半端キリン」の化石は1体もみつかっていません。
では、突然全てのキリンの首がいっせいに長くなったのでしょうか?

宮崎県の幸島と言う島には猿がいっぱいいます。この島に居た「イモ」と言う名の若いメスザルが、芋や麦を海水で洗い塩味を付けてから食べているのが1953年に観察されました。
その後、「イモ」の家族にこの行動が広がり、やがては他のグループの猿も同じ行動をとるようになりました。
そして、幸島の猿のほとんどが芋洗いの行動を覚えた頃、なんと全く係わり合いのない大分県高崎山の猿を始め全国各地で同時多発的に同じような行動をとる猿が出現したのだそうです。
生命科学者のライアル・ワトソン博士が著した「生命潮流」でこの現象が発表されました。
ワトソン博士は「イモ洗い行動をするサルの数がある臨界値を越えるとその行動は群れ全体にとどまらず、 隔絶した場所に棲息するサルにも伝わる」と考え、臨界値を便宜上「100匹目」と表現しました。
この話は「百匹目の猿」と言われています。
遠隔地にいるイモ洗いを全く知らないはずの猿がいっせいに同じ行動を取り出すなんて、偶然にしては凄すぎますね。
これもシンクロニシティと言えるでしょうね。(シンクロニシティに関しては「偶然の一致」を参考にして下さい)

万が一にでも、進化の過程でキリンの首が一斉に伸びたのならば、この「百匹目の猿」のような原理かも知れませんね。「おーし。首伸ばすぞ〜」とキリンが皆思ったのでいっせいに首が伸びたと言った感じで。
全くナンセンスな話ですが、進化と退化についての明確な答えは未だに科学で立証されていませんから、絶対有り得ないとも言えないでしょう。

ところで、「百匹目の猿」のようなシンクロニシティ的伝播は人間にもあります。
次回は人間版「百匹目の猿」の話を紹介します。そして、その次はいよいよ壮大なテーマを締めくくるまとめをお送りする予定です。お楽しみに♪


【追記】

このコラムを公開した後で、以下の内容を知りましたので、合わせて掲載しておきます。

ワトソン博士は1986年に「Whole Earth Review」と言う雑誌で、自ら「自分の作り話でメタファー(隠喩・いんゆ)だ」と暴露しています。
「100匹の猿」の参考として河合雅雄先生の論文が挙げられていますが実際にはこのような記述が一切含まれていません。
幸島で芋を洗うメス猿に「イモ」と名付けたのは河合先生ですが、ご本人も「そんな話聞いたことがない」と公言されていたそうです。
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